ジャンプ新作ファンタジー!マッシュル-MASHLE-が面白い!

ジャンプ

マッシュル-MASHLE-のストーリー

 

★パワーこそ全て!アブノーマル魔法ファンタジー!

ここは魔法界。魔法が当然のものとして使用される世界。

そんな魔法界の深い森の中で、一人筋トレに励む少年がいた―――――

魔法が使えないながら、家族との平穏な暮らしを望む彼だったが、
ある日、その命を突然狙われることになり…!?
彼の鍛え抜かれた筋肉は精鋭の魔法使いたちに通用するのか…!?

鍛え抜かれたパワーがすべての魔法を粉砕する、アブノーマル魔法ファンタジー堂々開幕!

 

少年ジャンプ公式サイトより引用

 

 

ちょっと解説

 

週刊少年ジャンプ2020年9号表紙より

アブノーマルという単語が気になったかと思いますが、作品を見ているとファンタジーという作品の中でも異色で、マッシュ(主人公)は魔法を一切使うことができず、己の身体能力のみで様々な苦難を乗り越えていきます。

 

7話まで、方向性を探っていたのか話の軸が分からない展開が目立ちました。ギャグにしたいのかバトル物にしたいのかハッキリしない中途半端な話が続き、一部ファンからは打ち切りを心配されていました。

 

しかし、8話になって登場した後の主人公のライバルポジションにつく「ランス」というキャラが登場したあたりからギャグとバトルのバランスが落ち着き、話もかなり読みやすくなっていきました。

 

詳しくは後述しますが、展開だけでなく作画も上がっていきセリフの質も向上してきたため、今のジャンプで安定した中堅クラスの人気を獲得しています。2020年38号ではセンターカラーが決定しており、今後伸びる作品として注目が集まっています。

 

 

 



 

キャラ紹介

マッシュ・バーンデッド

本作の主人公。魔法が一切使えず、自衛のため筋トレを日課としており、その結果魔法を圧倒する身体能力を獲得しています。

 

この世界では、実質魔力量がすべてという価値観が根付いており、マッシュは差別の対象となります。そんなマッシュは、家族と平和な暮らしを望み、その願いを叶えるべく神覚者と呼ばれる魔法学校の頂点を目指していきます。

 

普段は飄々としており掴みどころがありませんが、家族思い・仲間思いな性格で傷つけられる人を見過ごせないキャラです。

 

週刊少年ジャンプ2020年9号表紙より

 

ランス・クラウン

編入試験1位で入学したイケメン。10万人に1人しかいないといわれる才能を有している。マッシュのやり方や性格を「甘い」と言い切り、勝負をしかけてきます。その思いには何か事情があるようで・・・。

ちなみに2020年37号で登場した彼の新魔法がめっちゃカッコいいので、コミック化された時は必見ですよ。


第8話「マッシュ・バーンデッドと強めの魔法使い」より

レモン・アーヴィン

本作のヒロイン。編入試験の迷路でマッシュとひと悶着の末、マッシュに惚れた。
第2話「マッシュ・バーンデッドと不思議な迷路」より

マッシュルのここが面白い

①作画の迫力

 

初期の頃はお世辞にも上手いとは言えません。
しかし、話を重ねるごとに作画が向上していき、特に見開きの1枚絵は迫力があり見ごたえがあります。
第2話「マッシュ・バーンデッドと不思議な迷路」より 
この絵がなんと・・・
第14話「マッシュ・バーンデッドと鉄の魔法」より 
凄い成長していますよね。遠近をちゃんと意識して、前の破片をぼかしているのもいいです。また、どのように攻撃を加えているのかも一目でわかりますし、カメラワークというか視点のおかげで迫力を感じられます。
このように画力が向上し、特に開きの1枚絵は大変見ごたえがあります。

②勧善懲悪のシンプルなストーリー構成

 

このマッシュルという作品は「悪役が読者のヘイトをためる」→「主人公が成敗する」というシンプルな構成で、いわゆる王道と呼ばれる展開が多いです。

 

最近では、勧善懲悪というシンプルな展開より重めの話だったり複雑な世界観の作品が多く進出していると思います。
※呪術廻戦など
そんな中、シンプルな展開をする本作が一種の清涼剤のように感じられ、それが読者に受けているのかもしれません。

③サブキャラの扱いが丁寧

 

作者は、敵も含めサブキャラを大切に扱う印象を受けます。勧善懲悪ではあるものの、成敗した悪役を完膚なきまでに叩きのめしてフェードアウトさせるのではなく、主人公達の影響を受けて変化していく者もいます。

 

彼らはまだ主人公達の前に現れてはいませんが、ドラゴンボールよろしくかつての敵が仲間に(もしくは一時的な共闘)という展開が待っているかもしれません。
そういった意味でも、ストーリーで読者に楽しみの伏線を張っているのも魅力と感じます。


最後に

上述した3つの魅力のほかにも、各キャラの魅力も当然あります。連載したばかりであまりネタバレになるようなことは言えませんが、それぞれキャラが立っており、ついつい名前で呼びたくなります。
名前を憶えやすいというのは漫画を読み進めやすいということにも繋がりますので、マッシュの独特な愛嬌を気に入ると思います。
まだ2巻しか出ていないので、今読めばすぐに最新話まで追いつけます。
この記事をきっかけに気になった方は手に取ってみるといかがでしょうか。

 

 

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